2011年8月26日


この日は5時40分ごろに起床するも、外が騒がしい。
見てみると虫が大量にいて、車にぶつかってくる。

これはゆっくり朝飯食ってられないなと思い、なるべく外に出ないように片付け、7時ごろに出発。



7:10 - 国道238号 常呂郡佐呂間町内

(←フロントガラスが汚すぎる)

今日は朝から清々しい青空が広がっています。

近場にもう一つ道の駅があったので、そこまで行って朝飯を食べることにします。



7:15 - 国道238号 紋別郡湧別町内

(←まだガラスが汚いですかね・・・クリックで拡大)

湧別町内に入って直ぐの青看はカントリーサインつきでした。

宗谷岬が射程圏内に入りました。と言ってもまだまだ先ですが。



7:35 - 紋別郡湧別町 道の駅 愛ランド湧別

(←動いているところを見てみたい・・・クリックで拡大)

遊園地がある道の駅に来ました。
ここで、朝食を兼ねた休憩タイムです。もちろんフロントガラスも拭きます。

ヘルメットにキツネのぬいぐるみを乗せたチャリダーさんがいたり、上陸後初めて湘南ナンバーを目撃したり、通学バス?がいたり

そして、道の駅の建物裏手にある駐車場にはこんな車が。
まだ現役と思われるボンネットトラック除雪車仕様です。形式とかメーカーすらわかりません。

8:05 - 東9線道路 紋別郡湧別町内

(←畑の真ん中です)

休憩を終え、サロマ湖の西側河口(?)を目指して進みます。

町道の東9線道路を通る最短ルートで行きます。



8:20 - 道道656号 終点 紋別郡湧別町内

(←遠くに灯台が見える、クリックで拡大)

r656の終点です。
これより東側はキャンプ場になっているようで、車はここまで。結局遠くに見えるサロマ湖口灯台には到達できませんでした。
徒歩で到達したという方がいますが、15分ほど歩くようです。

8:25 - 道道656号 終点付近 紋別郡湧別町内

(←逆光辛いです・・・クリックで拡大)

また、ここには展望台があります。
北方領土を望むため?らしいですが、もやがかかっていてよく見えなかったのでサロマ湖の対岸方面を向いています。


8:40 - 道道656号 紋別郡湧別町内

(←道道看板の改行がおかしい、クリックで拡大)

r656を起点方向に戻ります。

余談ですが、この道道は正式には道道656号湧別停車場サロマ湖線といい、今は無き名寄本線の支線の湧別駅前を起点としています。
名寄本線(支線含む)自体は平成元(1989)年に廃線となっていますが、この道道の路線名自体の変更はありません。
北海道には廃線も多いため、このような「停車場の無い停車場線」が多くあります。

8:45 - 東*線道路 紋別郡湧別町内

(←東9線道路の西にあります)

r656をそのまま行こうと思いましたが、途中で工事をしていたため迂回します。

町道の東9線道路の数本西側の道です、詳細は不明です。



8:47 - 町道 紋別郡湧別町内

(←ここまで量を付ける必要性皆無、クリックで拡大)

R238とr204の交差点から東方向に延びる町道での一コマ。

自転車通行可の標識が延々と続いておりますが、ここまでつける必要があったのかと小一時間。
蓮舫が見たら発狂しそうな光景です(爆

8:50 - 国道238号 紋別郡湧別町内 湧別大橋

(←綺麗な空が広がります)

湧別川を渡ります。

昭和31年竣工の立派なトラス橋です。



9:50 - 国道238号 紋別郡興部町内 富岡P.A.

(←この集落にも停車場線があります)

紋別市を通りすぎ、興部町富岡にあるパーキングから沙留集落を見ます。

富岡PAは勝手につけた名称で、正式名称は不明です。



10:40 - 国道238号 枝幸郡枝幸町内

(←間違えて一度通り過ぎました、クリックで拡大)

雄武町を過ぎ、枝幸町の音標集落の外れでr880に進みます。
ここからかなどら氏のターン!


10:43 - 道道880号 枝幸郡枝幸町内

(←交通量はほとんどなし)

牧場が続くのどかな道です。

これから「海沿いを一周」のテーマから少し外れていきます。



10:48 - 道道880号 枝幸郡枝幸町内

(←車とすれ違いません)

道の両側が草原になり、路肩標識も簡易的なものになりました。

この道道のメインディッシュはそろそろでしょうか。



10:53 - 道道880号 枝幸郡枝幸町内

(←規制のゲートです、クリックで拡大)

未だに残る未改良の区間です。
また、ここで冬季通行規制のゲートが出現します。

10:55 - 道道880号 枝幸郡枝幸町内

(←車とすれ違えません)

まずは小手調べに舗装済み1車線から・・・

一車線になると同時に、周りが森になりました。


11:00 - 道道880号 枝幸郡枝幸町内

(←ハイライト区間!)

しばらく進むと、ダートになりました。
今も残る未改良のダート道道です。
この道道は降雨時規制、そして先ほどのゲートからは冬季通行止め区間となります。

11:10 - 道道120号 枝幸郡枝幸町内 天の川トンネル

(←鉄路の面影なんとやら)

r880を完走しr120に出ました。

この天の川トンネルは、旧国鉄美幸線(昭和60年廃線)の未成区間にあった第2大曲トンネルを拡幅して作られた道道120号新道のトンネルです。
美幸線自体は全線開通の日の目を見ることができずに廃線となっていますが、仁宇布〜北見枝幸間の延伸工事自体は行われていて一部は既に完成していたそうです。
この未成区間の橋梁や隧道など一部は未だに残っていますが、盛土は切り崩されてしまっているようです。
未成区間の遺構についてなどは先人たちがレポートを公開していますので、検索してみてはいかがでしょうか。


11:11 - 道道120号 枝幸郡枝幸町内

(←この先、鉄路は橋を渡らずに川沿いに行く予定でした)

天の川トンネル前後の区間は鉄道基準の勾配なので、かなり緩い坂です。

少しばかり雨が降ってきましたが、晴れ間が出ているんで大丈夫だとこのときは思っていました。


11:15 - 道道120号 枝幸郡枝幸町内

(←左折の方が太いのに意味はありました、クリックで拡大)

旧道となった道道120号です。
古い青看に手を加えられた形跡があり、ヘキサを塗りつぶした痕と推測されます。
写真前方の青看の通りに左折をすると旧道道方面ですが、旧道道は路肩に草が生い茂り雰囲気は廃道同然です。
3日後の8月29日にここを訪れた方のレポートがありましたが、分岐から50mほど奥にあるゲートは数年前から閉ざされたままのようで、ゲートの先は路盤が藪とのこと。使命を終えて眠る道となっています。

今回はここを直進、スーパー林道美深歌登線こと町道美深歌登線へ進みます。

11:40 - 町道美深歌登線 枝幸郡枝幸町内

(←まだ背の高い木が生えています)

歌登側は、大きめの砂利なので同乗者はそれなりの覚悟が必要です。

この道には数々の俗称があります。
先ほど言った、スーパー林道美深歌登線や美深歌登スーパー林道、道北スーパー林道、美深歌登大規模林道など人によって様々な名称で呼ばれています。
しかし、正式名称は町道美深歌登線で枝幸町のHP内でも記述がみられます。

12:30 - 町道加須美峠函岳線 中川郡美深町内

(←雨脚が強くなってきました)

美深歌登線の加須美峠から伸びる函岳レーダー道路です。
こちらの正式名称は町道加須美峠函岳線で、管理者は枝幸町(旧歌登町)と思われます。


12:30 - 函岳山頂 枝幸町・美深町・音威子府村

(←久しぶりのセブンイレブン)

雨がやまないので昼食をとり休憩です。

がっつり!豚生姜焼き弁当 498円也 。

13:50 - 函岳山頂 枝幸町・美深町・音威子府村

(←木が少ないです)

1時間の仮眠を終えて、外に出てみると青空が!

ちなみに駐車場から見ると、山頂の三角点はレーダーの奥にあります。

14:00 - 函岳山頂 枝幸町・美深町・音威子府村

(←いい景色、クリックで拡大)

道北では高い山の部類に入る函岳、周りの山はここより低く大パノラマが広がっています。
山頂を示す標柱には1129.3mとありますが、国土地理院の地図閲覧サービスだと1129.4mとなっています。


14:05 - 函岳山頂 枝幸町・美深町・音威子府村

(←樹木と言えるのか)

一応、木は生えているんですが、冬場の雪の重さと強風?で地を這うような生え方になっています。
半年弱、雪に閉ざされているからしょうがないと言えばしょうがないんでしょうが・・・・

14:15 - 町道加須美峠函岳線 中川郡美深町内

(←舗装路とは違った良さがある、クリックで拡大)

14時を過ぎてしまったので、下山。
函岳ヒュッテにあった入山記録もしっかり記入しました。

晴れるとさらに映えるのが道です。この道も例にもれず。

15:20 - 町道美深歌登線 中川郡美深町内

(←一応車、クリックで拡大)

地形もある程度平らになったところでこんな車を発見。
路肩の草を刈るための特殊車両です。

思わず撮ってしまいました。

15:30 - 町道美深歌登線 *点・道道680号 起点 中川郡美深町内

(←ダートはここまでです)

函岳出発から1時間強、スーパー林道美深歌登線の美深側起点に到着、ここからは道道680号班渓美深停車場線です。(この停車場はまだ現役です)

ここからR40へ行きます。

15:40 - 国道40・275号 中川郡美深町内

(←串刺しキタ――(゚∀゚)――!! クリックで拡大)

防風設備が続く道を音威子府方面へ進みます。



16:20 - 国道40・275号 中川郡美深町内

(←北へ行くには必ず峠を通ります)

晴れていますが路面がぬれているので、通り雨でもあったのでしょうか。

山の天気は変わりやすいと言いますが、ここは山ですかね・・・?

16:22 - 国道40・275号 中川郡美深町内

(←鬼畜路面)

目があああああああああああああああ!!!

ぬれた路面が光を全反射させやがった、まじつれぇ・・・

17:40 - 道道220号 中川郡音威子府村内

(←これから峠越えです)

音威子府村内の天塩川沿いにある天塩川温泉で汗を流し、再び海沿いに向かいます。
かなどら氏に話しかけたつもりが、別の自転車で旅するお方に話しかけてしまい、そこからなんとか話が弾みました。
両氏、すみませんでした。(チャリダーさんは見ていないでしょうが)
ドライヤーかけてる時に聞こえていると思うなよ!

この後R40は天塩川沿いに西進、R275はかの有名な天北峠、そしてこのr220は咲来峠を越え海を目指します。


17:50 - 道道220号 枝幸郡枝幸町内

(←夕暮れ)

咲来峠を越え再び枝幸町に入ります。

R238を少し南に行ったところにある道の駅を目的地に。



18:40 - 枝幸郡枝幸町 セイコーマートふじた枝幸店

(←セイコーマート先輩の舎弟になります!)

r220からr12、そしてR238を通り目的地の道の駅を・・・華麗にスルー。
道の駅までにコンビニはあるだろうと思っていたが、侮っていた。道の駅の更に南に1件しかない。
しょうがないもなにも、それがないと死ぬのでそのセイコーマートへ行きます。


きのこと昆布の和風スパゲティ 298円
ポテトサラダ 100円                合計398円也


19:30ごろ、先ほど涙が出るほど華麗にスルーした「道の駅 マリーンアイランド岡島」に無事到着。

ダートの疲れあってか、だらだらと雑談しながら準備をし、翌日の大体の予定を話し合った後、21:30ごろに就寝しました。



26日の走行距離:338km


※24.01.20 道道880号の降雨時規制に関する文章を訂正





かなどら氏もブログで旅行記を公開しています。
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